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◆O様邸現場レポート 「土台敷工事」・「建て方」詳細◆

O様邸現場レポート

今回は建て方工事の紹介をしていきます!!

基礎工事を終え、いよいよ土台や柱、屋根などを組み立てる「土台敷工事」「建て方」が始まりました。

この工事を終えると、今まで、図面や3Dのパースなどでしか分からなかった家の大きさや形が分かり、建て始めているという実感が湧いてくると思います。柱や梁などの大枠の骨組を建てる建て方工事は数日もあれば終えますが、その次の「木工事」(木造の骨組みをつくる軸組・床組・小屋組の工事及び造作工事などを指す、時間、コストともに一番比重の大きい工事。)はある程度の時間を要します。(木工事は次回!!)

それでは建て方と屋根工事について、工事写真と一緒に説明していきます。

 

〇建て方工事〇

通し柱、管柱、と次々柱が組み上げられ、「梁」や「胴差」と呼ばれる横架材(真っ直ぐ縦に使われる柱が「垂直材」と呼ばれるのに対し、直角に横に渡す材を「横架材」という。)と補強金物で固定されます。現場では大工さんたちのチームワークで非常に効率よく作業が進められます。「プレカット材」(家を建てる際に必要な構造材の柱や土台などを現場で使用しやすいサイズや形に予め工場で加工しておくこと。)を使用することで、工期の短縮やコストダウン、廃材の抑制などに繋がり、どの現場でも均一で正確な品質を保つことができるというメリットがあります。

 

現場でのチェックポイント

〇清掃状況

完成した基礎とその上に乗る土台をアンカーボルトという金物で緊結させるため、電動ドリルで土台に穴を貫通させる必要があります。それは1カ所ではなく何カ所も緊結させるため、多くの木屑が出てしまいます。その後の掃除が良く出来ているかで大工さん、現場監督の意識レベルが分かります。

次回は木工事の紹介をしていきます!